人生限界録

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【大会レポ】第二回デュエマVtuberGPCup「デッキ選び編」

寧々子ちゃん「それでは第二回デュエマVtuberGPCupでお会いしましょう!」

 

一同「なんだってぇぇぇぇぇ!?」

 

衝撃の告知で幕を閉じた3月のコラボ配信。

 

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↑これのこと

 

正直もう二度と開催されることはないと思っていたデュエマVtuberGPCupことデュエマVtuber最強王者決定戦。

 

勿論参加するのだが、初代王者としてはなんとしても王者のメンツを保たなければいけないし、2回目も絶対に優勝しなければいけない。

と、勝手に考えてるクソVtuber

 

どちらにせよ、大会があるのなら勝ちに行きたい。

 

というわけでここからせんどうの長い闘いが始まるのであった……

 

  • デッキを決めよう

 

というわけで、大会に出るにはまず誰がどんなデッキを使ってくるか予想をしなければならない。

 

が、この時点では誰が参加するかは確定しておらず、完全に自分の想像だけでどんなデッキタイプが多くなるか考えなければならなかった。

 

しかも私の場合だと、使用デッキにアグロ寄りが多いというのがバレており、受けが厚いデッキが対面に多くなるだけでなく、前回の大会で環境でバリバリ通用する墓地退化デッキを使い「だったらなんでもアリじゃん!」と言われおり (ちなみにどっか他所でこの話したら見ず知らずの奴に「そんな強いデッキ握ってたら誰だって勝てるだろ」と言われてカチンときました) ①アグロを使う線は消す。②文句を言われそうな環境デッキは握らないようにしなければいけない。

というこの2点を加味してデッキを選ばなければならなかった。

 

そして以上の点を踏まえ、参加者の傾向も考えなければならない。

 

過去の対戦や配信等での得意デッキの傾向、そして何より大事なのが「Vtuberであること」。これが意外と重要な視点で、一般的な大会やCSだと選手の性格まで考える必要はないが、Vtuberとなると話は別なのである……。

 

ヤツらはゲームが得意なんだ

 

 

今から話すことは全部あくまで何の根拠もない自分の推測なので話半分で聞いてほしい。

 

Vtuberの殆どは小さな頃からゲームに触れている人が多く、そのせいかゲームがプロ級にうまい人が多い。もうこれは偏見でしかないし、ゲームが下手なVtuberだっているよ!って意見もあるかもしれないが、そんなことは今話すような議論ではないため置いておく。

つまり何が言いたいかというと、「デュエマに触れてきている人」のデッキ選択と「ゲーム好き」のデッキ選択はロジックが全く違うのである。

 

ますますわからなくなってきているだろう。自分も書いていて「説明ヘタクソだろこのカス」と思っている。大丈夫。今から具体的に説明するので。

 

まず、「デュエマで勝つ」ためにデッキを選ぶとする。分かり易く、8人いる大会で全勝を目指すとしよう。その中に「速攻デッキが得意そうな人が4人ループデッキが得意そうな人が1人傾向が分からないけど今流行っているデッキを握ってきそうな人が2人」居るとする。そうしたらそこで勝つためには「まず速攻に強いデッキ」を選ぶ必要があり「尚且つループや流行りのデッキにも対抗できるカード選択」をする必要があり、それを加味してデッキを組むのがごく一般的な考え方である。と思う。

あくまでたとえ話だし、傾向が分からない人が地雷デッキを握っている場合も十分あるし、速攻やループが実際多いとは限らないが、少なくとも私の場合は「このデッキが多そうだからこのデッキが強そう」というロジックでデッキを選ぶ。ようはメタ読みである。

 

ここで前述した話に戻るが、Vtuber相手だとこのロジックが全く通用しなくなるのである。それがこの「ゲーム好き」のデッキ選択である。

 

「デュエマしてる人もゲーム好きでしょ?」と思うかもしれません。

 

違うんだよ!!!!

 

まず、ここでの「ゲーム好き」は「長年ゲームと触れてきている」且つ「配信者である」ことを指している。完全にこれはせんどう個人の偏見でしかないのは認めるのだが、何故か当たっている場合が多いから怖い。

 

で、そういう人がどんなデッキ選択をするかというと「このコンボ面白そう」「勝ち負けとかいいからこのデッキを見せたい」「勝ち負けとかいいから相手を邪魔したい」に終始している。要は「我を出している」のである。いやマジで。しかもランデス、ループ、etc…、どっちかというと妨害するような戦法が極めて多い。何故か。こんなんばっか集まるの。何故か。

 

そしてそれがどういうことに繋がるのかというと前述したどのデッキが何人とかいう読みが全くと言っていいほど通用しなくなるのである。

もちろんそれが悪いと言っているわけではないし、むしろそれが正しいデッキ選びである。そしてデュエマの大会出る人でもこの考えでデッキを選んでいる人も多いだろう。

 

そこは重要ではなく、問題はそういう考えの人が集まっているとどうなるかということである。

 

メタ読みもクソも無くなるんだよ!!!!

 

前の方で参加者の傾向というのに触れたが、少なくとも個性もゲーム感もバラバラな人たちが集まれば、少なくとも勝つためのメタ読みが難しくなる。だって傾向も何もなくなるもん。

 

だからただ勝つために大会に出るだけのロジックでデッキを選ぶわけにはいけないのだ。

じゃあ勝つためにどういうことを考慮しなければいけないのか。とりあえずまとめてみよう。

 

①得意戦法のアグロは確実に封じられる

②大会用の「墓地退化」「青魔導具」はバッシングがヤバそうなので封印

Vtuberが集まるのでみんな我を出すデッキ選択をする

④そして何故か妨害するような戦法が多い

 

こんな中で勝てるデッキが組めるか!!!!!

 

 

  • 選んだデッキ

 

といっても全くどうにかならないわけではない。

 

まず以上の点から有効そうだと考ええたデッキがこれ

 

 

カチュアイカズチ

簡単に説明すると「幻想妖精カチュア」をSAにして「聖霊イカズチ」を出し、ボルメテウス他ドラゴンを沢山出し盾を焼却しながら安全に勝つコンボデッキ。

 

これならアグロを見た受けの強いデッキと当たっても返せるし、こっちも受けが強いので逆に殴られても返せる。

これくらいなら大会でも問題ないかなと思いカードを集め組んでみる。

 

「回してみるか」

 

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BGM

 

まわりまわって さぁ今

 

重なり合った未来

 

We are 最後のサバイバー

 

 

 

よわすぎ

 

このデッキの製作者には申し訳ないが全く勝てなかった。

 

握って間もないとかそういう次元ではなかった。

 

このデッキを回すにはまず前提として

①7マナにいち早く到達しなければいけなく。

②そしてカチュアとそれをSAにするカードを7マナ到達までに集めなければならず。

③尚且つ山札にイザナミテラスとボルメテウスを抱えていなければいけない。

 

と、要求値がとんでもなく高いデッキなのである。

 

そんなのを負け一発アウトの勝ち上がりトーナメントで使えるかと言ったら絶対に無理である。

 

そんなこともあり次の候補に挙げたのがこのデッキ

 

 

アポロヌスワンショット

 

あのせんどうを苦しめに苦しめた暴れ馬である。よく売らずに残してたな……。

 

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↑参考

 

これは受けが強いデッキには当然弱いが、3キルできるデッキは強いでしょ。という甘い考えで選択。あと最新システムのタマシードも入ってるし。

 

 

じゃあ回していこう

 

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いつでも一心不乱に求めて

 

奥まで触って

 

激しく Wow

 

手に入れる日まで 突き進むのyour way

 

you must be get 永遠に keep on your mind

 

 

 

これも駄目だ!!!!!

 

強い。強いのは分るんだけど……それでも返される……。ヤバい。

 

2ランデスなんてもはやオマケくらいだし、防がれても次のターンの追撃札がなければ逆にこっちが負けるし、なにより受けが0。

 




受けがゼロで勝てるかあああああ!

 

なーにがリゼロのレムだ!コスプレAVでしか見たことないぞ!

 

勝てるのは分るが、一発勝負の負けが許されない大会では握ることができない怖いデッキ。握るわけにはいかない。強いのは認めるんだけど……。

 

この時点で大会まで1週間前となっていた。ヤバいぞ。このままでは優勝どころか1回戦突破すら危ういぞ。

 

せんどうの明日はどっちだ!!

 

次回、大会編に続く。