人生限界録

つらつらと書きたいことを書きたいときに書きます。

【大会レポ】WGP博多地区大会

12/20 22:30

仕事終了。準備をして実家へ向かう。

 

次の日の7時の新幹線に乗るには、実家に着き次第スヤスヤの民と化しなければいけない(意味不明)

 

 

11:00

そんなこんなで実家に着き、ふと気になりデッキを取り出す。

 

 

「な、何じゃこりゃあ!!」

 

インナースリーブを硬いヤツにしてしまったせいで横からカードの柄が分かり、CXを識別し易くなっていた。

 

「まあいいや寝よ」

 

0:35就寝

 

 

12/21 5:35

 

おはようございます。準備をして、となりの席を取ると約束したアニキと合流……。

 

するつもりが手違いでアニキがチケットを購入していないハプニングが発生する。

 

「やべえ!とりあえずこれで買ってこい!」

仕方なく財布に入っていた二万円を手渡し、アニキチーム解散の危機を回避。ほんとにすまん。

 

 

7:02

 

そんなこんなで新幹線に乗り込む。隣に座る筈のアニキが自由席に追いやられ夏以来のぼっちに……。

ここでふとデッキのことを思い出す。

新幹線の席の中でデッキを取り出すと、やはりCXが識別できる。なんなら固着まで確認できる。

 

マークドを疑われるのが怖くなり、新幹線の中でインナースリーブをいつも使っているファンディールに入れ替える作業を決行する。

 

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多分隣の席に座ってインスタを見ながらカフェオレ飲んでた百合っぷるはそんなことを考えてたでしょう。

 

 

そんなこんなで会場に到着し、チーム「ほーりプロダクション」のメンバーであるほーり社長、けんいちさんと合流。マッチングを待っている間に横の2人は爆睡していた。

せんどう「昨日何時寝たんですか?」

社長「昨日景気付けにカラオケ行ってさ、帰ってきたら1時になってたの」

 

まさかの展開。前日深夜まで仕事していたせんどうの方が寝ていた。大丈夫か?

 

しかしもう始まったものは仕方ない。ここまで来たならやるだけである。

 

この日までせんどうはさくらを練りに練ってきたし、ここまで1年間死ぬ気で鍛え上げてきた。あとはこれまでの成果を一戦にブチ込むだけである。

 

てな訳で中堅を任されレッツヴァイス シュヴァルツ!

 

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1戦目 パスパレ

 

まさかバンド単に当たるなんて。魔境か?

 

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面取り勝負に負けるわCXは噛むわプレミはするわで散々なゲーム展開となる。

しかしゲームは進んでいき、大将である社長が勝ち、先鋒のけんいちさんが敗れ、チームの勝利が自分に託される。やめてくれ。

 

山の回復も打点の回復も絶望的になり、もう捲る手段はこれしかないと1000+1を貼って殴る。

 

殴ったらそのまま9点貫通し何とか勝利!

ゲーム内容はお粗末だったが何とか勝ちを拾う。次はやらないようにしよう。

 

 

2戦目 富士見ファンタジア文庫

 

1戦目のプレミを反省しつつ、いつも通りの立ち回りを意識して回していく。

今度はちゃんと面取りが成功し、レベル2耐久に持ち込むが……

 

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「特徴[クリアカード編]を打ち消します」

 

2/2のパンプが取れてただの6500バニラに戻ってしまう。

その瞬間、1つの嫌な記憶がぼくの頭を過った。

 

 

〜回想〜

 

高校時代

 

仁村(仮名)「せんどう何読んでるの〜?」

 

せんどう「あっおい!」

 

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仁村「せんどうエロ本読んでるー!!!」

 

せんどう「やめろ!!!」

 

〜回想おわり〜

 

 

デート・ア・ライブをエロ本呼ばわりし、クラス全員に「せんどうは学校でエロ本を読んでいるキモオタ」と言いふらした仁村を絶対に許す訳にはいかない。

 

せんどうの勝ちに対する意識は、殺意へと変わっていった。

 

時間も経過しており、社長は勝ち、けんいちさんがまたしても破れる。またしてもチームの勝ちが託される。

 

相手も潰す準備をしており、残り僅かな山で狂三対応を発動しCXを山に戻す。

 

ターンが帰り、こちらは硬い山を作ることだけを意識して無駄に行動せずターンを返す。

相手はここぞとばかりにみちるバーンを飛ばすが全て根性でキャンセル!

 

「くたばれ仁村!!!!!!」

 

返しのターンでダメージを押し込んで勝利!

 

見たか仁村。これがお前が馬鹿にしたキモオタの力だ。

 

ちなみに対戦相手は仁村とは無関係なとても紳士的な方でした。できればまた対戦したいですね。

 

 

3戦目 けもフレ

 

ここで、絶対に避けたかったトラブルが発生する。

 

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な  ん  で

 

鹿児島の王者ことたくむとの対面。ここまで来て身内と潰し合うことになるのか……。

 

ゲームの準備を進めている最中

 

けんいちさん「もう今日はダメだ。ほーりさん、ひかるさん。頑張ってください」

 

せんどう「頑張ってじゃないよ!気を確かに持って!!!この勝負勝てばいいから!!!」

 

完全にいつもの立場と真逆になっている。いつもなら負けてグチグチなっている自分に対してけんいちさんが慰めている筈なのに、完全に構図が逆転している。

 

でも相手がたくむだろうがけんいちさんがブルーになってようがこの3戦目、勝つしかない!

 

 

試合運びはお互い五分。お互いに自分のやりたいことを押し付けていく。

 

ゲームをやっていくうちにたくむの顔がやや苦しそうになってくる。これはやったか!?

 

しかし、相手は鹿児島の王者。レベル3に上がるまではすぐだった。

しかもまたしても社長勝ちけんいちさん負け。ほんとなんなんだ。

 

ラストターン。気合いで耐えれば返しで対応を引っ張ってきて叩き込むだけ。

ダメージケアのためにカウンター固着を打ち、知世集中とのコンボで1ドローする。

 

しかし手札にCXを引き込んでしまう。

2パン目キャンセルするも、3パン目が入ってしまい敗北。チームに黒星がついてしまう。あのドローさえなければ……。

ここのプレイングは、返しに叩き込めたこともあって悔やむに悔やみきれないシーンとなった。山を信じていれば……。

 

しかし過ぎたことは仕方がない。もう後のない我々は、最終戦に全てをかけることになった。

 

 

4戦目 進撃

 

「「「なんでだよ!!!!!!!」」」

 

 

一同驚愕。相手も驚愕。またしても鹿児島勢とマッチしてしまう。しかも相手はぶらっきー、初羅さん、アニキのドリームチーム。

博多まで来て2回も身内同士で潰し合うことになるとは、人生とはわからないものだ。

 

もうここまで来たならやるしかない。気合いでなんとか……

 

しようとするもメタられるわ、打点ダダ通りするわでレベル1つ分のダメージ差をつけられる。

 

しかし、中盤から相手の様子がおかしくなる。

 

チャンプ3パンを3ターンくらい続けてターンが返ってくる。大きい打点も通らなかったこともあり、気づけばお互いの打点差がチャラになっていた。

 

ここまで来たら後はいつもの動きをするだけである。山を作って、ひたすら耐久。時間も迫ってくる。

 

早々に決着がついていたけんいちさんがとうとう今日最初の勝ち星!しかし次に決着がついた社長は敗北。最終戦まで自分に勝利が託される。

 

「大丈夫だ!!俺は最強のさくら使いだ!絶対に勝てる!絶対に止める!!!」

 

 

打点が入っても、盤面を作られても、気持ちだけでは絶対に負けないように振る舞った。

 

ラストターン。CX8見え。山4枚。3-0。ダイレ枠は2つ。後は、通すだけ。

 

山4枚の打点を通し、ペナで3-5。

 

「俺は最強のさくら使いだ!!!勝てる!!!2からさん!?関係ねぇ!喰らえぇぇぇえ!!」

 

ヴァイスシュヴァルツをやっているとは思えないような痛いセリフが息をするように口から漏れる。最終戦ラストターン、こうでもしないと心臓から口から飛び出てしまいそうだった。

 

1点、2点、3点目!

 

「ありがとうございました!」

 

チーム勝利!

 

チーム3-1で抽選ラインに到達!

 

 

 

しかし結果は、リゼロ、ラブライブ!の2被りで抽選落ち。ほーりプロダクションでの1年がここで幕を閉じた……。

 

 

しかし、悔しさはどこにもなかった。1年を通して負け続け、CSでは11月末の桜島杯まで一勝も出来ず、本気で引退まで考えたほどに、成績が悪かった。

 

しかしWGPで復調し、最終戦では「絶対に勝てる!」と自分の口から言える程に成長することができた。そんな今までの苦労と努力の全てをこの大会で出し切ることができたのが、何よりも嬉しかった。

 

本戦に上がれなかったのは悔しいが、チームメンバー全員で最初から「被りは割り切り」と決めて調整を続けていたので、後悔は1つもなかった。

 

ここまで来ることができたのも、ほーりプロダクションのチームメンバーであるほーり社長、けんいちさん、椎名さん、デッキの最終的なアドバイスをしてくれたぶらっきー君、いつも時間を合わせて調整をしてくれた彩々勢の皆さんのお陰だと思っています。

 

これからも精進していき、次こそは本戦上がれるように頑張っていきたいと思います。

 

 

おまけ

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リーファイトも全勝!この日はたくむ以外に負けませんでした。