人生限界録

つらつらと書きたいことを書きたいときに書きます。

TCGプレイヤーの品格とは

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「趣味はカードゲームです」

 

突然ですが、あなたはこの言葉をカードゲーム仲間以外の前で口にしたことはありますか?

 

 

ぼくはあります。

 

 

 

 

しかも職場で。

 

 

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こいつは常識も弁えない哀れなキモオタク君(笑)だなって思われたと思うので弁解をさせてください。

 

 

事の発端は昨年のwgp1ヶ月前。

僕の職場は福祉系ということもあり時たま休みでの緊急招集がかかってしまう事がままあります。

 

なのでぼくは事前に上司にこう言いました。

 

ぼく「3日と4日ぼく福岡行くんで鹿児島にいないです」

上司「ふーん。なんで?」

ぼく「カードゲームの世界大会に出るんです」

 

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※ワールドグランプリじゃん。嘘ついてないよ。

 

結論から言うと「その日県外いるから呼び出さないでね」アピールするために仕方なく趣味を明かした、という訳です。(その後紫電の如く噂が広まり主任の耳にも入ったのはまた別のお話)

その後上司からは「じゃあ仕方ないね、頑張ってね」と励ましの言葉を頂き、その大会で何とかベスト8を獲ることができたので職場の人には何とか恥ずかしい姿を見せずに済みました。

 

そんなこともあり今では「カードゲーム頑張っているすごい人」というイメージがついており、職場の人も「今年の冬は行くの?」と応援してくれています。(それが本気なのか茶化しているのかは分からないけど)

少なくともマイナスなイメージは持っていないみたいなので、純粋にぼくはそれは嬉しいこととして捉えています。

 

この事で運が良かったのが「あんな紙遊びに何マジになってんの?」って言う人が職場に居なかったことです。両親や学生時代のサークルに居た陰キャには言われたので。

 

話を元に戻すと、ぼくの職場での話を例に挙げるように、意外と世間から見たカードゲームのイメージはそんなに悪くないということです。これはぼくの周りの環境がたまたま良かったかも知れないのですが……。

 

だからこそプレイヤーとして僕ができることは、普通に仕事を頑張って、普通に生活することだけです。

職場の人がCSの日に休みを出してくれるので、ぼくはそのためにお仕事を精一杯頑張ります。職場の人に応えるにはそれしかないです。

 

 

 

 

つまりは、TCGプレイヤーとしての品格を守るためには「TCGプレイヤーじゃない時の自分」の時しっかりしていられるか、なんじゃないかな?って思います。

 

職場の人以外からは「カードゲームって頭沢山使いそうだよね。それが出来るって普通に凄い」とお褒めの言葉をもらうし、昔呼んだ風俗嬢からは「お兄さん真面目そうなのに賭け事するんやね〜。意外!」と驚かれたこともあります。(その後ちゃんと弁解した)

 

カードゲームに対するイメージなんて人それぞれなのだから、プレイヤーである自分自身は日々を普通に過ごしていれば、それだけで十分じゃないかな?ってここ最近の出来事を耳にするたび思います。

 

 

あえてわざわざ何のことか言いませんけど、「TCGプレイヤーの品格を上げる!」とか何とか言って着地点のよく分からないイベントをしたり、大会のヘッドジャッジが理不尽な罰則を課したりと、自分が関係ないところで勝手にプレイヤーの品格を下げてる。なんかもう残念でしかないです。

その挙句に弁護士を召喚するリアル真のデュエマが始まったりと話題は尽きません。もしこれが新聞沙汰にでもなってみたらそれこそ「プレイヤーの品格」は地に堕ちます。

 

だからこそ、ごくごく一般的なプレイヤーである自分は、日々を真面目に、そして普通に過ごしていくだけなのだと思いました。

 

 

「僕たちはそんな人たちとは違いますよ」と言えるように。