人生限界録

つらつらと書きたいことを書きたいときに書きます。

【大会レポ】恐怖!初めての超CSin大阪!【前編】

・プロローグ

 

ごきげんよう。せんどうです。

 

皆さんはこの記事のことを覚えているでしょうか。

 

h-sendou.hatenablog.com

 

(2年前ってマジ?)

ようは大型大会とか行きたくてもコロナヤバすぎで外出れないしそもそもデッキも時間もモチベもなかったわけですね。

 

そのうえ職場が衛生面で厳しい場所だったので、外出関連の縛りがとても厳しかったので大型大会とかとてもじゃないけど行けなかったんですよねえ。

 

だから最近では公認大会とか行っても「うわっ!せんどうさんじゃん珍しい」って言われることが多いです。うわってなんだ。

 

ってな感じでコロナと忙しさを言い訳に自分を「カジュアルプレイヤー」と偽ってダラダラとカードゲームの世界に残っていたわけですが、そんな中2023年4月上旬、職場内でとんでもない通達がありました。

 

上司「今年度から県外行ってええよ」

 

な、何だってーーーー!「私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私」

 

大型大会に出られない理由がなくなりました。

 

というわけで、そんな感じで大型大会に出なかったオタクが超CSに初参加した時の記録です。大型大会常連の方は勿論、まだ参加されてない人も参考にしていただければと思います。

 

1.スケジュール調整の話

 

大型大会に関しては出なかったわけではなく、以前から「出たい出たい」と思いながらもその機会がなく諦めていました。以前ヴァイス勢だった頃は年2回福岡であったので気軽に行っていましたが、デュエマは殆ど関東近郊で行われていたため、そこまでなかなか足を運べませんでした。普通に遠い。スケジュール組めないって。

 

ですが、今回の夏の超CSの日程を見てみると「大阪」の文字が。ここなら新幹線一本で行けるし、スケジュール次第では飛行機とかでもなんとかなりそう。

 

というわけで上司に大会参加を打診したのが5月の中旬でした。

 

上司「なあせんどう、6月休暇希望ある?」

私「6月は別にいいんですけど、7月末に大阪行ってきていいですか?」

上司「いいんじゃない?7月だから夏季休暇取れるだろうしそれで調整してみるよ。また6月になったら言って~」

 

そしてその後無事抽選が通り、あとはスケジュールを固めるだけとなりました。

 

~6月~

私「上司~7月28日~30日で休みくださ~い!」

上司「ところで大阪に何しにいくの?」

私「カードゲームの大会に行きます」

上司「オタクじゃ~ん」

オタク「オタクです」

主任「大阪行くの?何しに?」

オタク「カードゲームの大会です」

主任「なんて?」

オタク「カードゲームの大会ですって」

主任「なんて!???」

オタク「だから!!!カードゲームの!!!!!大会!!!!!」

主任「なんて!!!!?????」

オタク「なんで何度も聞き返すんですか!!!!」

主任「いい歳した大人が何言ってるんだ!!!」

オタク「気づいたら28になってたんですって!しょうがないじゃないですか!」

主任「気づくのが遅い!!!」

オタク「なんで僕が怒られてるんですか!!!???」

 

コロナ禍の失った3年間は重い。

 

ボス「せんどうく~ん。ちょっとパソコンで分からないことあるんだけどぉ~」

上司「ほらオタクだろ。行ってこい」

オタク「

我が職場、オタクというだけでオタク呼ばわりしたり私をパソコン関係のトラブルで駆り出しすぎである(自業自得)。

 

~6月末~

 

そんなオタハラが飛び交う楽しい職場で事件は起きました。

 

私「待って!!!28日仕事じゃん!」

 

私「上司上司!3連休くれるって言ったじゃないですか!!!」

上司「俺の3連休も消えてる!!!!同僚のもだ!!!なんで!?!?!?」

私「えええええええ!!????!!!!!???」

 

なんでだよ。

 

超CS本番は29日。余裕を持って前日入りし、当日はギリギリまで会場でデュエマをし、翌日にゆっくり帰宅する計画で考えていたのだが、その計画はこの時点で破綻してしまったのである。

 

28日は運よく早上がりなのでいつもの時間に職場を脱出すれば終電の新大阪行きの新幹線(19:50)に間に合う。筈である。

 

ここまで来て大阪行けなくてキャンセルはないだろ~~~。

 

だが、まだ行けなくなったわけではない。もう後は当日何とか新幹線に間に合うことを祈るだけである。

 

祈れ。もうそれだけだった。

 

2.デッキ選択と調整の話

閑話休題。ここからは超CSまでのデッキ選択や調整の事について書いていこうと思います。

 

・環境とデッキ選び。

んなわけねえだろはっ倒すぞ。

 

超CSに出るにあたって、1DMPとして少なくとも恥ずかしいプレイングをするわけにはいかないという事を薄々考えてはいました。

 

なので、まずは練習をしなければならないと思い始めたのが6月中旬ごろ(忍邪乱舞発売直後)。皆さんご存じの通り、環境はサガとアポロで染まっていました。

 

レギュがアドバンスなら、考えるまでもなくモルトNEXTを握っていきたかったところでしたが、残念ながらレギュはメイン40枚のオリジナル。

オリジナルとなると自分が得意でかつ環境で戦えるデッキはそこまで多くなく、あるとしたら「赤単速攻」か「赤緑アポロ」。環境とか関係なしで考えたら「ハチ公ワンショット」。だが、この3デッキのどちらも強さは認めるけど信用はしていない。

 

なぜならこれでしっかり勝てた覚えがまるでないからである。

 

赤単→トリガー踏んでインド行き

アポロ→パーツ揃わずインド行き

ハチ公→本番でそんな酔狂な真似をする勇気が無い。

 

 

オマケにサガは自分が使うには苦手なデッキタイプだし、そのうえ練習量が明らかに足りないため不慮の事故に対応できないと思い、逆に握るのは危険と判断。

 

そんなこともあり、配信内でとりあえず手持ちの環境デッキを片っ端から回しましたが、それでも結論は出ず、一体どうすればいいものかと頭を抱えていたところ、こんな動画が公開されました。

 

www.youtube.com

 

サムライ強化だと!!!??!??!??!?

 

私は大のクロスギア好きで、これまで紫電ドラゴンやハートフルピア等を使ったデッキを作ってきました。

 

それがここでこんな強化をもらって!!!!いいんですか!!!???!?!??

 

 

 

www.youtube.com

 

勿論すぐにプロキシを刷って配信でも使いました。ちなみにこの時のアーカイブの再生数は当チャンネル1位となりました。

 

この頃はまだ正解が出ていなかったので構築はガッタガタでしたが、それでもクロスギアを真面目に使えるという楽しさと、カード同士の出力のヤバさがあり、「これ超CSに持っていったら面白いんじゃないか?」と思いここから大真面目に調整を続けることになりました。

 

ですが前述したとおり、このサムライを強く使える構築がなかなか思いつかず、デッキを使うのにどんどん不安を覚えていきました。

 

そうやって構築に悩んでいる際にこんなことを言われました。

 

「構築云々言う前にまずはこのカード達の強さを考えた方がいいよ」

 

これは、私が(勝手に)師事しているとある大物DMPからのお言葉です。

その通り。これらのカードをまず強く使えるようにテキストをよく覚え、考えなければいけない。

 

特にこのヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」は、みんな強さに気付いていませんでした。

この発言を受けて自分も強さに気付き、そこからどんどんデッキを回し、色んな構築を試していきました。

 

しばらくはだいたいこんな感じのデッキを回していました。ヤバすぎだろ。

ブレイク数が気になったため柳生を、SA付与を付けたいのと弐天を強く使いたいため太陽との邂逅を採用。だがイマイチ強く回せない。自分がいけないのか、構築がいけないのか……。

 

この構築からも分かるようにこの頃はだいぶ迷走していました。ホワイトグレンオーまでは辿りつきましたが、あと一つピースが足りない。いや、3つも4つも足りない。なんだよ環境にいる邪王門は気合で超えろって。アニマル浜口じゃないんだぞ。

 

そうやって迷走し始め、新弾が発売。

そろそろ握るデッキ変えようかなあと仕事中にあれやこれや考え始めたころ、ふと天啓が下りてきました。

 

(カツキング使えたらなあ。ラフルルラブやダンテ投げたりして受け札封じることが出来て強いのになあ……)

 

 

「お前それ出来るじゃん。」

 

同僚「さっきから何ブツブツ言ってるんですか?」

オタク「あ、ごめん考え事してて」

同僚「ンフフwwカードゲームのことですか?」

オタク「今笑った?馬鹿にしてる?」

 

してるに決まってるだろ。

 

その日仕事が終わり、CSの結果報告を見てみると……。

 

「入賞しとるやん」

 

自分が思い描いていたサムライの構築がいくつか上位入賞を果たしていました。

 

じゃあもうコイツで行くしかないか???!!!

 

その日の晩、いつものメンツとあーでもないこーでもないと構築を練りながら、件の「せんどうのサムライ魂」が完成しました。

 

 

そして翌日のデュエバトルに持ち込み……。

 

 

優勝!このデッキの強さを確信しました。

 

この時要らぬ偽装をしてサムライを使ったという記録が残らなかったため、せめて武者ドラゴンくらい晒しておけばよかったとひどく後悔しました。

 

ちなみにこの日、デュエマ仲間である西条寺さんにお願いし、時間いっぱい調整に付き合ってもらいました。そこでサガ対面のワンチャンの作り方や青魔の詰め方、その他のデッキの動きや対処法まで教えてもらい、一気にデュエマ経験値が上がりました。この日の調整と優勝がなければ多分超CSでまともに戦えていなかったと思います。

西条寺さん、ありがとうございました。

 

そして次の日、いつものメンツ相手に同じデッキを使い、前日に対面しなかったデッキと対戦し対戦相手をボコボコにして泣かせました(マジで泣いてた)

 

 

そうして最終的に決定したのがこのリスト。「奇石ミクセル/ジャミングチャフ」はテレスコ邪王門などの軽減して踏み倒す系のデッキの動きをもたつかせ、サガ相手にも刺さるまでは行かずとも邪魔をさせることができるため採用。覇悪怒楽苦はアポロを受けてくれる他雑なビートダウンを仕掛けてくる相手にも有効だと思い採用しました。詳しくは後編ででも記録したいと思います。

 

デッキは決まった。あとは当日を迎えるだけなのだが……。

 

3.間に合え、新幹線

 

~7月28日 午後6時~

 

オタク「おい新幹線発車まで2時間切ったぞ!!!!!」

 

この時点でまだ仕事は終わらない。しかも外での仕事だったのでここから職場に戻り帰宅準備も済ませ出るまで早くて10分……。

このあたりから大分焦っていました。

ちなみに自宅から職場まで45分と謎に時間がかかるのである。

 

オタク「すみません!!!!申し訳ないんですけど今日は帰ります!!!!」

 

上司「そういえば今日新幹線がなんちゃらって言ってたな」

 

同僚「後の仕事やってるから早く帰って!」

 

マジでいい職場だと思いました。オタハラがエグイけど。

 

「すみません!!!!帰ってきたら仕事頑張りますんで!!!」

 

~午後6:30~

 

帰宅。

 

もうそこから必死になってバイクに飛び乗り飛び降り片道45分。

 

オタク「ただいま!!!」

 

~午後7:15~

 

帰宅成功。旅の準備は数日前からやっていたのであとは着替えて鹿児島中央駅までダッシュするだけ。本音を言えばシャワーを浴びたかったがそんな暇はない。

 

オタク「お母さん!中央駅まで送って行って!!!」

お母さん「何やってんの!!!だったら急がんね!!!」

オタク「帰宅したばっかなのだが!?」

 

~午後7:25~

鹿児島中央駅

 

間に合った~~~。

マジで焦りました。これで第一関門突破です。

 

 

弁当まで持たせてくれてありがとう。お母さん。

 

職場の人、西条寺さん、地雷部のみんな、お母さん、沢山の感謝のもと新幹線に揺られいざ大阪へ!

 

 

 

~午後11:35~

 

着弾!!!!

 

この後新大阪駅で迷子になってホテルのチェックインにあやうく間に合わなくなりそうになったり、深夜1時になっても眠れなくて酒を入れるためにコンビニに入ったりと、着弾後もいろいろなトラブルに見舞われました。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

後編では超CSでの様子を描いていこうと思っているのでお楽しみに。

 

 

それでは。