人生限界録

つらつらと書きたいことを書きたいときに書きます。

モルネク初心者がモルネクを使ってみて……

ごきげんよう。せんどうです。

 

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「これ使いたいな」

 

キッカケはそんな感じでした。

ボルシャックワンショットでも作ろうとツインパクトパックを剥いてたらいつのまにか4枚揃ってました。そんな矢先……

 

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この動画の公開。モルネクが一気に環境シェアトップに躍り出たのであった。

 

なるほどな〜と家のストレージを漁ると……

 

「次元、モルネク、モルト覇、マグマ以外全部ある……」

 

昔「偽モルネク」ことダイリュウガン剣を組んでいたこともありパーツはすぐに揃いました。

その後バトガイ刃斗公開により相場が2年前に逆戻りしたモルネクを買いようやく完成しました。

 

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※デュエキング発売後です。

最初の構築はこんな感じ。

ここからは、モルネク初心者が実際にモルネクを使ってみて感じたことを書き連ねていきます。

 

①1人回し

デュエキング発売前の話。とりあえずプロキシ有りで使ってみました。バトガイ刃斗でドラゴンを呼び出しながら殴るのは楽しい。そして失敗してもモルネクが起き上がりまた殴りにいけるのもグッド。しかし……

「これSA捲らないとジャスキルできなくない?」

早速気づいてしまいました。モルネク2点。バトガイ龍解。アタック3点。その後バトガイ刃斗が外れているモルネクは起き上がっても殴れず、効果でSAのドラゴンを呼び出さない限りはモルネクを出したターンに轢き殺さないのである。

このデッキの難しさを感じた瞬間でした。

 

②実践編

実際にショップに行ってフリー。

 

VS黒オーラ

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後攻引き過ぎてタコ負け。ハンデス対策のジアースを入れているとは言えど、すり抜けられたら意味がなし。パワー30000フルブレイク耐性持ちを持ったGRクリーチャーに連パンされたらボルドギを構えていても無意味である。先攻を取らないとめちゃくちゃキツイです。

 

VSジョラゴン

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五分くらい。マンハッタンを食らってもハートバーンでジャスキルを狙えるので攻撃さえ食い止めればという感じ。しかしループに入られたらこれもまた一方的に犯されるだけなのでやはりループは許されない(お前が昔散々やってきたことだろ。)

 

VSガンバトラー

 

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横並びで突撃されたら防ぎきれずに普通に負け。ガンバトラーもボルドギのパワー超えて突っ込んで来るためゴールデン捲らない限りは防げない。

しかし相手は盾ぺらっぺらなのでモルネクハートバーンで轢けます。ようは出したもん勝ち。

 

③もっと初心者に使わせてみた。

このデッキいかに強いか調査すべく、少しだけデュエマをかじった程度のヴァイス勢に貸して回させてみました。

「見ただけじゃよく分かんない」と言うためデュエマに詳しいセコンドをつけて使わせてみると……

 

「これでいい?」

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「そしてこれ?」

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デュエマ歴が半年にも満たないプレイヤーに轢き殺された瞬間であった。

その後彼は「デュエマ楽しい」とウキウキしながらモルネクを回していたので組んでよかったなぁと思いました(感想文)

 

 

④ここまで回してみて。

モルネクというデッキは性質上1枚1枚のカードが強く、そのパワーで押し込んでいける強さがありますが、その分ドラゴンクリーチャーで揃えなければいけないという縛りがあり、またその結果構築の幅が狭まり、そしてその分またプレイの幅も狭まる。そう感じました。

黒オーラ戦にしても序盤はブーストしてあとはモルネクを待つだけで相手の妨害ができない。

ジョラゴン相手もループの前じゃ歯が立たない。ミツルギでの除去はできるけどこちらも結局はモルネクを待つだけ。あと少し、痒いところに手が届かない。

 

そんなことを考えましたが、次の対戦でその考えは大きく変わるのでした。

 

⑤ミラー

また別の日、ダイナミック元号発表映画を観た後に彩々にてDMPを捕まえフリー。相手がモルネクを握っていたのでミラーをしました。

すると同じデッキなのに構築が違うだけで全く別の動きをしていて腰を抜かせるほど驚きました。

 

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このカードの採用により5〜7マナに綺麗に繋がり、そして白が入っていることによりマナに置いていればハヤブサリュウを素出しできます。また逆にマナに飛んだハヤブサリュウの色を無駄にせず活かせ、そのうえブロッカーもついているので防御にもなります。

 

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ボルドギでは剥がせないマゲの封印を剥がしたり。相手ターンにブーストできるのでハヤブサリュウのNS条件を満たしてくれたりといろいろパワーカードです。3000以下破壊も相手の踏み倒しメタを潰すのに◎。

 

「構築の幅が狭まる」「痒いところに届かない」というのは自分が抱いた妄想だと痛感しました。このテーマは練れば練るほど強くなる。練習するほど手数が増えるまさに「主人公」のデッキだと感じた瞬間でした。

 

⑥公認大会へ

ではフリーではなく、一戦一戦が緊張に満ちた公認大会ではどうなるのか。

ちなみにその日は平日ということもあり参加者は4名。デッキ内訳は以下の通り。

 

モルネク(筆者)

青魔道具

緑ジョラゴン 

ネクラコントロール

 

ここからスイス2戦し、全勝を決めました。

 

1戦目 ネクラコントロール

モルネクバトガイ刃斗が出るところまではなんとかなりましたが、1回目のアタックでモルト覇が出て龍解。モルト覇アタックでエンドレスヘブンを出しながらアタック。そのまま轢き殺しを図るが盾からオリジャメメントを踏み場は壊滅。そこから残ったネバーエンドとガイNEXTで相手のライデン回収遅延を押し切り勝ち。

展開後の全除去はキツかったです。

 

2戦目 青魔道具◯

初手にスクチェンモルネク。メンデルはありませんでしたが相手も新世壊が引けずこちらが決闘者チャージャーで先に5マナ到達。SAモルネク射出!

1戦目同様展開するが盾から超絶ラッシュ。からのガリュミーズで盤面全破壊。手札にはバスターとギフトのみ。

相手にターンが渡るも新世壊の下に魔道具が溜まり切らずターンが帰ってきました。

 

このターンで決めなきゃ負ける!あ〜トップ単色ならギフトで無理矢理バスターを射出するしかねぇ〜神様〜!!

 

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↑トップ

 

「ジアース召喚!アタック時チェンジ剣効果ジアースバトルゾーン!!!!」

 

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優勝しちゃったよ。

 

 

兎にも角にも、握って数週間で結果を残すことができました(参加人数4人だけど)

 

実はこれで「NEX」「ジョーカーズ」「モルネク」と三代主人公のデッキ全てで優勝することができました。これはデュエマをやっていく上での1つの目標だったのでめちゃくちゃに嬉しいです。

 

最初はドラゴンまみれでカードパワーしかない脳死デッキというイメージしかありませんでしたが、1枚1枚のカードバランスが重要で、そして練習すればする分対応力が伸び、実は奥が深いデッキだということが分かりました。

 

これからデュエマを始める初心者にも、現在デュエマをやっている経験者にもオススメなこのデッキ。是非組んでみてはいかがでしょうか。値段はジョラゴンの3倍かかりました(高騰前に集められなかったから)

 

それでは。