※注意 この記事は第三者への批判や攻撃の意図はなく、あくまで注意喚起としての記事です。
ごきげんよう。せんどうです。今週末にデュエマの大型大会があるみたいですねぇ。
私は普通にスケジュール取れなくて最初から諦めてました。出る人は頑張ってください。
というわけで、前回10月に行われたGPに出てきたわけなんですけど、そこで地元の大会では決して経験することのないヤバスギる事件に巻き込まれたので、今回はその話をしたいと思います。
※書いてるうちに長くなってしまったので要点だけ読みたい人はまとめまで飛ばしてくださって構いません。
その① ループ省略拒否事件
事件はデュエマGP2025-2nd愛知大会。
チーム戦に出た僕…ではなく、チームメンバーで青単サイバーを使って大会に挑んだチームメンバーのA君(仮名)が、まさか1戦目からあんな事件に巻き込まれるとは思ってもみませんでした。
ゲームが進行し終盤戦。お互い当時環境トップだった青単サイバーループのミラー。A君が優位を取り、ほぼ勝ち確の状態でループ証明も勘弁。ループ証明を終え
「以上の処理で初期盤面に戻るのでこの挙動を無限に繰り返すことができます。ループすることでそちらの盤面もマナも手札も墓地に送ることができます。省略いいですか?」
とお決まりの死刑宣告を放ったA君(正直筆者がサイバーループエアプなのでループ証明はうろ覚えです。雰囲気で読み取ってください)。
普通なら省略を了承して山札切れまで付き合うか、そのまま投了の場面でした。そう、普通なら。
ここはデュエマGP。デュエマ最高峰の大型大会。最高峰なのは大会規模だけではありませんでした。
「まだ山札の中に回答札があるかもしれないので拒否します」
まさかの拒否!
さすがデュエマGP。プレイヤーも一筋縄ではいきません。
これが別のデッキだったり、本当に返せる札がある可能性があるとかなら話は別ですが、お互い同じ青単サイバーループデッキ。入ってるワケない事くらい誰でも分かります。
普通ならキレて大声を出して威嚇するところですが、流石は百戦錬磨のA君、冷静でした。
「分かりました。じゃあ今からジャッジさんを呼んで状況伝えた上で山札確認してもらって、省略していいか聞いてみます」
そう伝えた瞬間
「投了します」
A君の勝利!!!!!!!
試合後A君に話を聞いたところ「調整の中で『絶対にループ省略でゴネる人は出てくるから、その時はジャッジ呼んで状況と山札の中確認してもらおう』って話になってたんですよね」と語っていました。
結局こんだけ人がいたら1人くらい「ゴネる人」は出てくるわけで(批判ではなく確率論の話)そうなった時はルールの番人でかつ中立の立場であるジャッジを呼べば相手も文句を言えないだろう、というような話でした。
後にA君は「でも嬉しかったですよね。ミラーで完璧にループ回した後、ジャッジに最終確認までしてもらって。最終試験合格した気分でした」とニコニコ顔で語ってくれました。
こういうプレーヤーこそ強いんだと思いましたねあの時。
その② 誤審黒星事件
最初のお話は、ジャッジを呼んで解決したというお話ですが、次はジャッジのミスにより大変な目に遭ったというお話です。
事件が起こったのはチーム戦に出た僕…の対戦ではなく今度は別のチームメンバーB君の対戦でした。
手札事故り散らかして初戦から無惨に爆散した僕は、同じ「リースボルシャック」デッキを使うB君の試合を見守ってました。
相手はヴァミリアバレルやアーテルゴルギーニを採用した所謂「青黒ハンデス」デッキ。
ターンは進行していき、B君のターン。

相手の盤面には魔誕の斬将オルゲイト(ジャストダイバー切れてたと思う)

こちらの盤面には前のターンに出したボルシャックドリームドラゴン。
B君から相談「手札のスーパーヒーロー出してドリームの効果でオルゲイトタップさせたらリーサル組めるね」

この時お互い考えてたことは、対戦相手の初めて出たキャラの登場時効果をパクる効果を持っているオルゲイトに対し、パクっても仕方ない登場時効果を持ったスーパーヒーローを先に出しておいて効果を吸わせ、ドリームの「ドラゴンが出た時」の効果でブロッカー持ちのオルゲイトをタップさせ、シールドへの壁を退かして突っ込む、というものでした。
俺「バクテラスは手札にある?」
B君「ある」

俺「よし行け!!!!!!!」
B君「ボルシャックスーパーヒーローを出します」
お互い勝ちを確信。しかしこの後、対戦相手は驚きの発言をしました。
「じゃあスーパーヒーローの出た時にトリガーするタップ効果を使ってドリームをタップします」
は???????
いやおかしい。オルゲイトの効果が「相手のクリーチャーが出て」「そのクリーチャーの能力が」「トリガーした時」と書いているので対戦相手が言っていることが理解できなかった。
出てるのはスーパーヒーローなのにもう盤面に出ちゃってるドリームの効果が使えるワケないだろ。
しかし自分は対戦中ではないため、B君がジャッジを呼んで状況を確認することに。
すると衝撃の回答が
「できますよ。」
!?!?!?!?
誤解されるとヤバいので先に答えを言いますが出来ません(解説は後述)
その時の説明としては、スーパーヒーローが着地した時に「トリガーした効果」なので、オルゲイトが持っていけるという説明でした。※くどいようですが間違ってます。
ジャッジに言われたのなら仕方ないと、納得いかないままその裁定に従い、逆転の起点となる筈だったボルシャックドリームドラゴンはタップされ、新しく青黒ハンデスのコントロール力になす術なくB君は負けてしまいました。
対戦終了後、やっぱり納得できない僕とB君は、近くにいた別のジャッジに改めて事の顛末を確認することに。すると…
ジャッジさん「その状況ならドリームはタップされないですね。オルゲイトは「出たクリーチャーの能力」を使うのであって、「クリーチャーが出たことによって起こる効果」は使うことが出来ないですね」
え…?ということは俺たちが合ってたってコト!?
俺「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!これ勝敗に関わる誤審だったんですけど!?」
ジャッジさん「申し訳ないんですけど、もう勝敗登録まで進んでしまった以上結果は覆すことは出来ないんですよ……。もし次このように裁定で「おかしい」って思った時点で「上告(出された裁定等に不服があった際のヘッドジャッジへの確認)をされてください」
自分でもこんなこと言ってもどうにもならない事くらい分かってました。でもこの誤審で初戦勝ちのアドバンテージが消えてしまったのに何も無しってあんまりだろ、という気持ちが正直なところです。
けっこう時が過ぎた今でもこの文章を書いててやるせなさを感じます。どうしてもトゲのある文章になってしまう自分の文章力の無さが悔しいです。
勿論人には間違いはあるし、それはあくまで「趣味」「遊び」の世界であるカードゲームだけでなく、プロスポーツでも同じように「誤審」は存在します。
だからその時のジャッジさんの事を責めるつもりはありませんし、この経験のおかげで「次からおかしいと思ったら「上告」という手がある」という知識を得たことが出来たし、今後大型大会に出る他のプレイヤーが同じ失敗を犯さないようにこうやって伝える事が出来たからいい勉強にはなったのかな?と思いました。
対戦の後B君と「そういえば鹿児島にそもそも「上告」って文化ないしね。鹿児島のジャッジさん精度が高すぎるから…」という話になりました。改めて鹿児島のデュエマ環境が最高だということに気付かされました。いつもありがとうございます。
余談ですが、オルゲイトの件を他の友人に伝えたら「は?お前何言ってんの?できるワケないじゃん?」とボロッカスに言われました。僕が。ジャッジさんだけに頼らず自衛のために自分でも裁定やカードの挙動を覚えましょう。
その③ エンドレス「早くしてください」
実はB君の対戦には続きがありまして……。
結局その対戦はジャッジを呼んだり、相手が青黒のコントロール系統の時間がかかるデッキだったという事もあり、グダグダと時間が進んでいき、結果制限時間ギリギリまでかかりました。
「延長時間残り2分です」
ジャッジからのコール
「まだですかまだですかまだですかまだですかまだですかまだですかまだですかまだですかまだですかまだですかまだですかまだですか早くしてください早くしてください早くしてください早くしてください早くしてください早くしてください早くしてください早くして(無限シャカパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ」
対戦相手の執拗な急かし
「「「なんだこいつ…」」」
ドン引きする僕とA君とジャッジ
B君「もうこのドローで解決できそうなカード引けなかったら投了でいい?」
俺「任せる」
結局有効札を引けず投了して負け。
時間ギリになって急かす気持ちは分かりますが、2秒に一回急かしてくるのは流石にせっかちすぎないかと思いました。
プレイ速度が遅い相手に「プレイ早めでお願いします」と言うことはあったりしますが、そんなにプレイ遅くないし必要な思考時間なのにブリブリに急かしてくるのは流石に悪質だったなと感じてます。多分「対戦相手の急かしヤバいです」でジャッジに注意してもらえばよかったと思います。

↑マジでこれが頭の中に浮かんだ。
まとめ〜結局何が言いたいの〜
ということでうだうだ書いてきましたが、伝えたいことは
•おかしいと思ったらジャッジに確認。
•おかしな行動を取られても冷静になりジャッジへ状況説明。
•ジャッジもミスがあるので、明らかな違和感を覚えたらヘッドジャッジへ「上告」
•自衛のためにも使うカードの挙動や裁定は頭に入れておく。
この3点です。
ここまで当たり前な事をなんで今更書いているのかというと、ただ初戦負けつくだけだったらいいんですけど(チーム戦だから良くないけど)結局この出来事が原因でB君がメンタル壊してしまってしばらくデュエマはおろか他の遊びにも打ち込めない状態が続いたからなんです。
今からGPだけでなく、カードゲームの大会出る人に、B君みたいに辛い思いしてないんですよ。
結局その後の対戦はドロップするまで楽しく出来たし、その後もサブイベをネタデッキで冷やかしたり久々に会う県外の友人や初めて会う人と交流できて、本当に楽しかったんです。
だからGPを「楽しかった」で終われるようにしてほしいんです。こんなしょーもないゴネだったり誤審だったりで傷ついて欲しくないんです。
だから自分も「楽しくやろう」の気持ちで最近は頑張ってるし、みんなにそうであってほしいです。たまに対戦中熱くなってしまって対戦相手を困らせてしまうのとがありますが……。
なので今回こうやって注意喚起のためにGPで実際に体験したヤバい時間を羅列しました。俺達の屍を超えてくれたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。明日からのGP楽しんでください👍
〜完〜