人生限界録

つらつらと書きたいことを書きたいときに書きます。

実録!限界闘病録24時!

皆様ごきげんよう。限界クソVtuber千藤ひかるです。

 

突然ですが、皆さんは疲れていないでしょうか?

 

私はよく「大丈夫?疲れてない?」とよく聞かれるのですが、その度「いつも疲れてるから大丈夫」と冗談で返しています。

 

これは自分と仲がいい人なら大体分かるんですけど、せんどうさんは仕事の日も休みの日もクソ忙しいので(仕事への愚痴とかではなく)疲れているのがデフォの状態で日々を生きていました。ゲームでいう状態異常の欄に常に「疲労」が表示されている状態です。

この状態でもう10何年生きてきたのでこの後も何事もない平穏な日常(そんなものは今までなかっただろ)が続くのだろうと思っていました。

 

それが、まさかあんなことになるなんて……。

 

今回はそんな「疲労」を貯めこんだせいで何もかもが崩壊した5日間の記録について記していきたいと思います。

 

 

①0日目~喉の違和感から~

 

 

就寝しようと布団に入った瞬間、警報に叩き起こされてこの余裕。散々な10月の始まりである。

しかも地震もそんなに大した大きさじゃなかったので猶更苛立ちを覚える。

が、明日は5時起きで仕事なので仕方なく寝るわけだが……。5時間後。

 

「なんか寒くね?」

 

流石にこの季節なのでクーラーは切って寝ていたが、ここは北海道か?ってくらい寒さを感じた。布団被ってなかった。なんでだよ。

 

布団被ると暑いし、脱ぐと寒い。本当に面倒くさい季節なので、こんなことになったんだろうけど……。

 

「喉なんか腫れてね?」

 

なんか昨日にはなかった違和感が喉にほんのりと感じたのである。

 

「まあ、気のせいやろ」

 

しかしその時点では身体も動いていたし、喉の痛みもそこまでなかったので、念のため家に常備している葛根湯を飲んで出勤。

 

「仕事しているうちにそのうち気にならなくなるやろ。」

 

その時はそれだけ甘い考えだった。

 

 


トリニティ総合学園放課後スイーツ部の部員。
ゆったりとして物静かな性格で、感情を表に出さないクールな性格。
いつも部員の奇行に巻き込まれて苦労をしている一方で、そういった日常をしっかり誇りを持っている。
制服の上から猫耳付きフードの付いたパーカーを着ている。

中学時代はスケバンとして活動していた時期がありキャスパリーグの異名で恐れられていた
※pixiv百科事典より

 

そんなことを考えていたその時だった。

 

「あれ?身体ってこんなに重いっけ???身体ってこんなに熱かったっけ???」

 

立ち上がった瞬間、全身に鉛がコーティングされたんか?っていうくらいのダルさ、そして全身丸焼きにされてるんか????ってくらいの熱さ。

まあ寝不足だし、日も出てきたから気温も上がって来てんだろってことで、まあ水分摂れば大丈夫でしょ、とその時も気にせず勤務していたわけですが……。

 

一向に良くならんぞ。なんでだ・・・。

 

朝礼を終えてなお怠さは抜けず、身体もアッツアツのまま。血風神官フンヌーにでもなるのか私は。

 

 

いよいよ怖くなってきたので熱を測ることに(なぜ出勤直後にやらなかった)。

 

37.7℃

 

 

いやいやいやいやwww

どうせ誤作動でしょwこうやって逆側で測りなおせば……

 

 

38.3℃

 

 

無理~~~wwwwwwwwwwかえるwwwwwwwww

 

 

もうここまで来たら無理である。しょうがないので上司に高熱が出た旨を連絡する。

 

上司『帰って病院行け』

 

私「はい……」

 

それはそうである。電話口の上司は優しかったですが、多分「コロナの可能性あるのに何出勤してきてんだよバカタレ!」くらいには思っていたでしょう。

 

だって心当たり何もないし喉の痛みも気のせいだって思うじゃん。

 

それはそれとして、コロナだったとしてもそうじゃなかったにしても病院には行かなきゃいけないわけなのですが、生憎その日は日曜。日曜外来を調べなきゃと検索をかけたところ……。

 

「電波悪い!!!!!!」

 

何度検索ボタンを押しても変わらない画面。こっちはしんどいのにこういう時ばっか邪魔すんな!

 

なんjまとめ見ている時には問題なく入る電波がこういう時だけ電波入らない。おい!

 

仕事を変わってくれる上司が来るまでの間にリロードしまくり、ようやく帰り道に日曜外来をやっているところを一軒見つける。

 

もうそのころにはフラッフラになっており病院はおろかバイクの運転すら大丈夫か?ってくらいには衰弱していた。

 

上司に頭を下げ、日曜外来へと向かう。

 

 

~病院駐車場~

 

am10:30

「あっつい…あっついよぉ~」

なんでだよ。朝めっちゃ寒かったじゃん。もう10月だぞ。

 

というのも、自分が基本バイク移動のため、直射日光が降り注ぐ駐車場で発熱外来を待機する必要があり、自分の発熱も相まってありえないくらいの熱さを全身に感じて待っていること10分。

 

「ごめんなさ~い、暑かったでしょ~?」

 

看護婦長と思われるおばちゃんに案内され駐車場脇にあるテントへ案内される。

そこもまあ暑い暑い。屋外だからしゃーないけどこんなことある????

 

暑さに悶えながら問診を受けていると、お医者さんが来られ、本格的な問診を始める。

「いやー昨日は何ともなかったんですけど、なんか朝喉に違和感あって、朝礼後に身体も重くなってまあよくある事だろって思ってたらなんか熱も上がってて……」

 

医者「感染者多い時期なんだからそういう時は感染をまず疑ってください(半ギレ)」

 

「ごめんなさい……」

 

なんで医者にも怒られなけりゃいけないんだ。

 

ちゃっちゃとPCR検査を受け、さっさと帰ろう。

 

PCR検査自体は鼻の中に長い綿棒を擦りつける感じで、不快感こそあれどそこまで痛みは感じなかった。結果は明日の昼頃電話が入るそう。

 

後は薬の説明を受け、支払いを済ませ帰るだけだったが……。

 

「いつまで待たせるんだ……」

 

熱のせいか知らないが、またしても炎天下の中で20分ほど待たされることに。薬の用意をしていたんだと思うのだけど、それにしても通気性の悪い簡易テントの中で発熱状態で待ちぼうけ……。

 

 

ここで死ぬんか?

 

 

本気でそう思いました。

 

 

薬を受け取って支払いを済ませた時にはもうフラフラで、無事に家に帰ってこれたのがまさに奇跡でした。帰ってきてすぐに飲んだ水がとてもおいしかったです。

 

 

で、帰宅したらしたで新たな問題が。

 

 

 

これね、マジなんですよ。

 

帰り際に医者から「栄養と水分しっかり摂ってゆっくりしててください」って言われたんですけど、冷蔵庫に何もなかったんですねそれが。

 

しょうがないので、その日はデリバリーで油そばを注文することに。

 

※イメージ図

 

「熱出てるのに何考えてるんだ馬鹿野郎!」と思うかもしれませんが、一応考えなしにこんなアホみたいなモノ頼んだ訳ではなく、「ネギ、ニンニクによる消炎効果」「肉によるタンパク源の確保」を期待し、一応闘病生活のスタートとして食すことに。

 

「でもこれ、今はいいけど夜以降は食べ物どうするんやろ……」

 

そんな不安を感じながら大量の病院薬を飲みこんで就寝……。

 

 

からがたいたくてねむれない

 

 

人間の身体は、衰弱しているとすぐに睡眠できるものである。しかし、この時のせんどうの身体は体調不良のピークを迎えており、のどの痛みと発熱に加え、全身に痛みが走っておりもうこの世に生を受けているとは思えない苦痛を感じていた。その痛みは、身体の痛みを休めるための睡眠すらも妨害してしまうほど危険なものだであった。

 

 

その日の夜のことは、もう思い出したくないくらいだった。正直書きたくないくらいだけど、この日の出来事は後世にも残しておきたいし、ここに書き記さないとじゃあ何だったんだあの苦しい思いは!ってなるので、もし読んでいる人はこの記録を読んで大笑いしてくれたらうれしい。いや本当に。

 

このような苦痛を感じるのはいつ以来だろうかってずっと思っていた。夢とも現実ともいかない空間を行ったり来たり。頭の中に思い浮かんでは消えるハンマダンマと中日ドラゴンズ岡林選手(なんで?)

 

 

最多安打おめでとうございます。

 

 

「ああ痛い!痛い!!!」

 

 

誰も居ないのに、一晩中誰かに助けを求めるように呻いていた。それに応える人なんて誰もいないのに……。

 

痛い。苦しい。一体どうして自分がこんな思いを……。

 

横になって、痛みに悶え、1時間おきに目が覚めてトイレに行き、そしてまた痛みを耐え……。

 

辛い。寂しい。誰も助けてくれない。慰めてくれない。独りでの戦い。

 

辛い。痛い。寂しい。辛いよ。。。

 

そんな今まで生きていて一番辛く、長い夜も、永遠ではない。

 

気が付いていたら、外が明るくなっていた。

 

②1日目~PCRの結果は~

 

寝られたのか、寝られなかったのか、よく覚えていない。

 

けど、未だに熱があり喉も身体も痛いのは確実に分かった。

 

「こんなにキツイなら確実にコロナじゃん……」

 

恐怖に怯えながらPCRの結果を待つ。

 

そのうちに眠くなってきたため一度仮眠を取ることに。身体も痛みも幾分かマシになってきているし今のうちに休もう。

 

どれだけ寝たか、といっても1時間ほどで電話の呼び出し音で目が覚めた。

 

「この番号は……病院!?」

 

デケデケデケデケ

 

コ ロ ナ チ ャ レ ン ジ

 

ボタンを押せ!!!

 

 

キュインキュインキュインキュイーーーーーン!

 

 

 陰☆性

 

 

せっかく熱にうなされながら作ったこの動画はバズりませんでしたとさ。ちゃんちゃん。

 

というわけで、陰性という事が発覚したため、買い出しに行けるな!!!!!!

 

冷蔵庫に食べ物も飲み物もない!!!!じゃあもういくしかないだろ!!!!!!!!!!!

 

 

本当はこんな勢いなんかなく、冷えピタ張ったままフラッフラで近所のスーパーまで這って行きました。

 

 

~レジ~

 

店員「2380円になりま~す」

 

自分「はえ~」

 

店員「お客様、それレシートですよ?」

 

自分「あ、はい(じゃらじゃらじゃら)」

 

店員「お客様!?」

 

自分「10円玉……80枚(7枚)」

 

店員「1枚足りませんよ!」

 

自分「ありがとナス(1万円札)(転倒)」

 

店員「お客様!??!??!」

 

そんなこんなで迷惑をかけながら買い出しが終了。

 

たった1キロにも満たない道の筈なのにボロッボロである。体調が悪いだけで買い物すらままならなくなる。

 

この日も食事を摂って薬を飲んで寝てを繰り返す。解熱鎮痛剤が効いてきているのか昨日よりかは幾分かマシであったのでその日はゆっくりと休むことができた。

 

が、それにしても熱は下がらないしキツイことはキツイ。医者が言うには扁桃炎じゃないかとのこと。

 

扁桃炎とはいったいなんでしょうか?調べてみることにしました!

 

風邪や疲れ・ストレス、気温の急激な変化、のどの乾燥などによって、扁桃腺についたウイルスや細菌が増殖し、のど(喉)に炎症を起こしている状態。扁桃腺が赤くはれ、つらい痛みを伴います。発熱することも。

小林製薬HPより。

https://www.kobayashi.co.jp/brand/harenurse/mechanism/

 

いかがだったでしょうか?扁桃炎の原因は疲労・ストレスという事が分かりました!!!

 

 

疲れ・ストレス……。

 

心当たりありすぎやぞ!!!!

 

仕事が忙しいのとストレスフルなのは言うまでもないのだが、今回はこれに加えて「Vtuber」としての疲労もあったのだと思います。

 

新モデルになってからとにかく配信が面白く、そして隙あらば配信を挟んでいてたため、これまで仕事が終わってからのんびり身体を休めていた時間も配信に回していたため、疲労回復が望めず……。

 

結果、体調を崩してしまった、と。

 

最悪か?

 

自分の考えとしては「どうせベッドでスマホいじってゴロゴロしている時間あるなら30分雑談配信してもいいんじゃない?」という考えでした。

 

おかげで9月は今年で一番登録者が伸びたし、配信自体もこれまでより沢山出来たしそして何より楽しく行うことが出来ました。これはひとえに視聴者の皆様のおかげだと本当に思っています。ありがとう。

 

だが、その結果がコレ。よく「お前がスマホ弄っている間にライバルは努力をしている」という言説をよく見ますが、そのスマホを弄る時間を削った結果、スマホを弄る体力すら無くなってしまうというなんともまあお笑いですこと。

 

自分としてはそこまで意識高く考えてた訳ではなく、気分転換にみんなと楽しくお話できればという考えだったのでこのような結果になってしまったのが本当に恥ずかしいし悔しいです。

 

※ここからは愚痴みたいなものなので隠します。読みたい人は頑張って読んでください。

確かに配信が楽しかったのは本当ですが、心の底には周りのVtuberがどんどん登録者や再生回数を増やしていて、いつも遊んでいる仲間たちもクリエイターばかりだから、早く自分もそこに追いつかなきゃいけないという焦りもあったのも事実です。自分が努力不足なのは認めますが、それでも自分の努力だけじゃどうしょうもない部分だってあるし、どうにかして大手や拡散力のある人に気付いてもらう必要があったわけだし、何より登録者がガンガン減って行っているのが一番怖かった。そもそも何もやらないのが一番いけないなら何かやった方がマシ。だから配信も増やしたんだけど、これじゃ本末転倒だなあトホホ。

伸びないより増えないより、相手にされないのが一番怖いんですよ。

 

 

 

 

 

 

気づかないうちに無理してたんだなあ……。

 

いや、ムリしていたのは気づいていたけど、無理しているっているのに、自分も周りもこうやって大事になってから気づくんだなあ……。

 

そんなことを考えながら、その日は眠りにつきました。

 

③二、三日目~久しぶりの休息~

 

というわけで、少しづつ体調がよくなってきているため体調関連については割愛。

 

扁桃炎になってしまった原因が発覚したためもうこの休養期間は完全に身体を休めることに注力しよう。そう心に決めました。

 

だからデュエマの事も考えなかったし、youtubeの事もブログも仕事からも離れて、普段してなかったことをして心と体を休めました。

 

普段見ないジャンルの動画を見たり、買い貯めて読んでいなかった漫画を読んで、スマホでゲームをして、っていう生活を身体が完治するまで続けることにしました。

 

すると意外と時間はゆっくり過ぎて行ってて、「仕事しなきゃ」「配信しなきゃ」「デッキ考えなきゃ」「記事書かなきゃ」これにずーっと追いかけられていたから気づかなかったけど、何もしなかったらこんなに時間って余るんだなあ……。って少しだけ怖くなりました。

 

こんな生活してりゃあそりゃあ疲れて倒れるって。

 

動画見て昼寝してまた動画見て、ネットニュース見て、ご飯食べてお風呂入ってマンガ読んでてもまだ時間がある。

たまにはこういう時間の使い方もいいな。

 

生き方を改めなきゃな……

 

④そして現在

 

そして5日目。4日で体調が万全にならなかったため1日休みを延長してもらう。なんとか作業ができるまでには体調は回復した。

 

なのでブログを書いているわけなのだが、久しぶりの執筆だからか、終わらない。ですます調とである調もガバガバだし、文章も適当だし。

 

そして何より終わらん。さすがに5日間のまとめだから文字数も普段の3~5倍はある。昼から書いて夕方になったし、一旦休憩して夜からまた作業を始めたのにまだ終わらない。

 

こうやって何かを生み出すオタクはこうやって何かに追われながら日々を過ごしている。

 

とある言説に「周りに何かを生み出すオタクが多すぎて何もできない私は息苦しい」と言うのがあるが、それでいいと思う。君は純粋に好きなものを楽しむ君のままでいてくれ。創作者は有名だろうがそうじゃなかろうが常に何かに追われ生きるているから、何もなくても楽しんで生きている君が一番偉い。

 

だったらやめろって言葉があるかもしれないけどそれも違う。

少なくとも私は好きだからyoutubeやっているわけだし、ブログも書いている。少ないだろうけど「面白い」って言ってくれる人がいるんだから、そのために書いているんだ。そのせいで身体壊しちゃ意味ないんだけど。

 

とりあえず、今後のことは何も考えていません。少なくとも創作活動を辞めるって選択肢は自分の中にはありません。だって私の事を待ってくれている人がいるんだもん。

ですが、活動のやり方は考えなければなりません。それはそう。だってこのままいけばまた同じ目に遭うわけだし、今度は無事では済まないかもしれない。

 

いろいろネガティブな事を呟きましたが、明日は明日の風が吹く、です。これからの事はこれからじっくり考えます。

 

それでは、皆さんもお身体には十分に気を付けて。

 

~完~