みなさん。突然ですが、祭行きたくないですか?
7月も後半になり、祭のシーズンになりつつある今日この頃なのですが、今年はコロナウイルスの流行により軒並み祭が中止になってしまっています。つらい。
しかし、季節は夏。せんどうの心の中の宮○大輔が
「アカーーーーーン!!!!」
と叫んでうるさい。
このお祭り男を鎮めるためにはどうしたものか。せんどうは三日三晩頭を悩ませた。悩ませた結果夜しか眠れませんでした。
眠りながら、ふと昔祭で起きたある出来事を思い出しました。
〜
高2の夏、弟の付き添いでせんどうは地元の夏祭りに来ていた。
ワケあってせんどうは高校からは市外の学校に行っており、中学を卒業してからは地元まで来ることは殆ど無かった。
約2年ぶりの地元。特にいい思い出は無かったけど、街の風景や空気感がなんだか懐かしくて心地良かったのを覚えている。
特に仲の良かった友達も居ないし、適当に買い食いして帰ろうかなとか考えてたその時だった。
「せんどうー!久しぶり〜!」
呼ばれて振り向くと、全く見覚えのない金髪ギャルが2人。そのうち1人が肩に掴みかかってきた。
その背後には、これまたそっちの道に行ってるような金髪のチャラ男達が数人、こちらを見てニヤニヤしていた。
「どちら様ですか……?」
生憎せんどうにはこんな強欲の壺みたいな顔面をしている知り合いなど存在しない。もしかして人違いなのかもしれないが、相手は明らかにこっちの名前を知っている。そんな人がいきなり肩を掴んでくるのである。人と関わり合いの無い陰キャオタクでなくても普通に怖い。
「えー?ウチだよウチー?まぢウケるゎらw」
ウチじゃわからん。名乗ってくれ。勝手にウケるな。
「え?マヂ?ほんとにウチら分からんの?」
分かるワケないだろ。さっきからマヂしか言えんのか。ギャルにはマヂって言わないと爆発するルールでもあるのか?
「それくらいにしとけってwそいつ困ってるぞwww」
あ、このヤンキー話通じるタイプのやつか。現実に存在したのかぁこういうタイプのヤンキー。
「あ、あの、そろそろ弟迎えに行かなきゃいけないんで……」
その隙にぼくは弟をダシに逃げることにした。弟には本当に済まないと思っている。
中学時代を思い返してもデッキから2ドローできるタイプの同級生はどうしても思い出せなかった。
もしかしたらメイクの力で顔面が禁止カードに書き換えられたのだろう。メイクの力ってマヂで怖い。
未だにその時の金髪ギャルは誰だったのか分からずにいる。この謎は一生解き明かされる事はないだろう。相手は絶対覚えてないだろうし。
〜
というワケで、心の中のお祭り男を鎮めるべく、お祭りでは定番の豚バラ串を作っていこうと思います。上記したように、やっぱり祭はこれ抜きでは語れないでしょう。
・用意するもの
・豚バラブロック肉×1
・串×作る分だけ
・コショウ×好きなだけ
材料はこれだけ。調理も簡単。
①丁度いい厚さに切る。
②串に刺す。
③コショウで味付け。
④焼く。
これだけ。
今回は屋台で売ってるあの味を再現するためにコショウは気持ち多めに振りかけます。
金網で焼いて余計な脂を落とすのがベストですが、そんな大層なものはせんどう家に存在しないので仕方なくフライパンで調理します。
フライパンで焼く際は油は少なめor無しで焼くのがオススメ。肉からエグいくらいに脂が出てくるのでそれで十分焼けるので。
いい感じに焼き目がついたら裏返します。焦げ目がついても中まで火が通るまでじっくり焼きましょう。
完成!同じく祭の雰囲気を味わうべく用意したタコ焼きと一緒にいただきます!!
うまい!!!!
外はカリカリ。中はジューシー。塩加減も完璧!!
思わず冷蔵庫からプレミアムモルツを召喚。くぅーっ!たまんねぇ!これぞまさに日本の夏!!
これで心の中の○川大輔も成仏してくれる筈。
これを祭で買えば一串500円。しかし、スーパーで買える豚バラブロックは一つ350円。一串あたり116円とコスパも最強。(って考えたら祭の屋台って相当儲かってるんですね……)
少し塩加減を調整すればご飯のおかずにもなるのでこれもオススメ。
今年はコロナウイルスで祭に行くことはできませんが、是非お家でお祭り定番のあの味、再現してみてはいかがでしょうか。
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それでは。