【大会レポ】第3回轆轤しずく杯
9:30
起床。オタクの朝は早い。
CS目的で早起きしたのはいつぶりだろうか。リモートなのにマジな方のCSの時間に合わせてくるのか(困惑)つらい。
今回は轆轤しずくさん(https://twitter.com/sizuku_vtuver?s=21)が主催するリモートCSに参加。たまたま休みだったうえに、今コロナが鹿児島で爆発してるので家から出られない。そのお陰で暇だったので参加することに。
しかしいつもならこの時間に起きたらそもそも間に合わないし、間に合う時間であったとしても家の物全部ひっくり返して準備をして、車で拾っていくオタクがいればそれを拾ってと、とにかく毎回バタバタしている。
リモートだとそれがないのが楽でいいなぁ〜。優雅に朝ごはん食べて、ツイッターして、うんちして、リモート環境整えて、うんちして、腰や頭が爆発しそうになってもゴロ寝できる。最高。
これCS会場で朝ごはん食べたら怒られるし、ゴロ寝なんてしてたらもっと怒られて出禁になってしまう。それは嫌だ。
とにかく、家に居ながらCSに出られるというのが高得点。何しても怒られないし格好に気を遣わなくてもいい。楽。もう全部リモートで良くない?
都内でリモートワークをしている人たちって多分こんな気持ちなんだろうなぁ。
とか何とか言ってるうちに1戦目スタート。
今回の使用デッキは相棒こと赤白NEXダンテ。ミラダンテ殿堂後は組み直したり解体したりと構築が定まらずしばらく封印していたデッキ。
ダイナボルトという最強ドラゴンが追加されたことにより、最盛期の強さを残しつつ新たなデッキとして組み直すことができたので、デビュー戦も兼ねて本大会に持ち込むことにした。
しかしこのデッキ、組んでから対人では1回も試してない。果たして大丈夫だろうか?
1戦目 ドロマーハンデス×
相手「画面おかしくないですか?」
せんどう「え?」
相手「縦になってません?」
初めて受けた指摘に戸惑う。こっちのプレビュー画面は横になってるのに一体どうして?
どうやら画面ロックをかけていたせいで縦になっていたようだけど相手の画面が分からない。
ああでもないこうでもないと直してみるが、それでもよく分からず、お互いこれ以上時間ロスするのはよろしくないととりあえずゲームを始める。
手札が事故り散らかした上に相手のうまいハンデスロックとランデスを喰らいアダムスキーで山札ごとやる気まで削られ投了し負け。特に特筆することはない。
対戦後手伝ってもらいなんとか画面調節がうまく行き退席。対戦相手の方には感謝。
2戦目 5cジョリー×
せんどう「画面大丈夫ですか?」
1戦目で言われた手前疑心暗鬼になってしまう。2戦目は画面の問題なくスタート。手札も良好。
相手はデドダムと獅子王で順調にマナを貯めていく。このデッキ、昔からビマナ相手には不利だったからまずいんだよなぁ。とか思いながら相手の動きを眺める。
3ターン目
手札にはスクチェン、NEX、ダイナボルト、単機マグナム、閃光MAX。
ここで単色何をチャージするか迷う。
何故かこの時のせんどうは、単色チャージスクチェンボルトを思い描いていた。4マナだと多色のボルト出せないのに……。
せんどう「NEXチャージ……」
「ああああああああ💢」
4マナだとスクチェンルピア絡めても7マナ多色のダイナボルトは召喚できないのだ。
多色のコストの払い方を忘れるというDMPにあるまじき痛恨のミスを犯し単機のみ出してターンを返してしまう。お前何年デュエマやってんの?
返しで相手はロストソウルを放ちせっかく抱えていたスクチェンとボルトが落とされてしまう。撃たれる前の「手札何枚ですか?」がとても楽しそうに聞こえた。多分相手笑ってた。くそう。
2ターン流れてようやくダイナボルトが手札に。盤面の単機とルピアは除去されずに残っていたのが幸い。このまま走り切ろう。
ダイナボルトのアタック時に山札の上からバルキリールピアを出しミラダンテをサーチ。呪文トリガー無ければこれでリーサル。
せんどう「2点!!」
相手「謎師で。クリーチャー3体バウンスで。」
せんどう「は?」
相手「ターンもらいます。サファリチャンネル効果でマナからジョリーで。ありがとうございました」
せんどう「はい……」
プレミ負け。ビマナとか以前の問題じゃん。あんた馬鹿でしょ。何年デュエマやってんの?
3戦目 マジボンバーデッキ○
せんどう「画面大丈夫ですか?」
もはや恒例である。しかし、返答を待つが相手の様子がおかしい。
相手「……ぇッ……すか?……」
画面止まってる……
せんどう「もしもし〜大丈夫ですか?」
相手「……し💢もしもし💢」
めっちゃ怒られた……。
相手の勢いが凄いのでこっちの回線がおかしいのを疑ってしまうがこっちは問題無し。高級風呂屋のローション風呂並にヌルヌルである。
せんどう「デッキカット、縦と横どっち上にしますか?」
デッキカットの際、筆者はこのようにシャッフルした後に山を2つに分けてどっちを上にするか聞いている。こっちの方がお互い分かりやすいしストップでラグるより安心の方法である。
しかし……
相手「上から6枚送ってください」
せんどう「いや、縦と横……」
相手「上から6枚💢ってください💢」
はい「はい……」
やばくないか?
そこまで言うならとデッキを元に戻して6枚を送る。相手のこの勢いの強さ見習いたい。
対戦がスタートし、ようやく先行でスタート。ハンドにルピアとNEXのハッピーセットが揃っているので意気揚々とプレーできる。
しかし……
相手「…クセ……ドで!」
せんどう「ミクセル出しました?」
相手「エンドで💢」
相手の回線がめちゃくちゃ重い。そしてまたキレられる。なんなんだ。
どうやらミクセルを出したらしい。
だとしたら話は変わってくる。最速NEXが無理なら別のプランを取らなくてはいけない。
とりあえずコッコルピアを出す。5マナ溜まったタイミングでプチョヘンザを無理やり投げて盤面を一掃してから畳みかけよう。
相手にターンを返す。
相手「…ドゥ……え……」
せんどう「……もしもし?」
相手「エンドで💢」
せんどう「盤面どうなってるかだけ教えてもらえます?」
相手「ダセンダ出しました💢」
めっちゃキレられる……
せんどう「あれ?もしもし?もしもーし!」
画面まで切れたんだけど
相手「画面映ってないんですけど💢」
映ってないのそっち……
なんとか画面が復旧し続行。ダセンダはGWDで倒して残りのメタクリはその次でプチョヘンザを投げて一掃。
返しで相手がヴォルケノンを召喚しアタックしてくるも特に何も出てくることなくターンが渡る。
後はこっちのやりたい事やるだけなので、ダイナボルトとバスターを絡めて過剰打点で突っ込んでいく。ダイナボルトの効果でついでのようにGWDとオーリリアを出す。
相手「GWDなんで破壊されないんですか?バトル強制ですよ💢」
せんどう「GWDの効果は「相手のクリーチャーを選んでも『良い』」なので選ばなければバトル発生しませんよ?GWDでダイレクトで」
勝ち。6年間TCGに触れてきて良かった。多分あの勢いだと初心者ならGWD破壊されてた。みんなも気をつけよう。(破壊されても打点あったから良かったけど)強制効果と任意効果の書き方は覚えておきましょう(戒め)
4戦目 シノビドルゲ○
せんどう「楽しくやりましょうね」
もはやこの一言に尽きる。どうせ優勝はオポなんだし優勝者以外はランダムなんだからあったまってもしょうがないし、回線が落ちてキレられてもそれはリモートだし仕方ない。
またしてもいい手札。そして先行。ハンデスさえなければまだ何とかなる。
相手はというとサルトビをチャージしてエンド。これはシノビ?それともチェンジザ系統?とにかくしつこく粘られるデッキも苦手であるため早期決戦で蹴りをつけよう。
コッコルピアを出して返しのターン。相手はキリノを出してエンド。シノビドルゲやん……。
だがこっちはルピアが残ったので安心してNEXを射出。プチョヘンザを出して牽制をかけようとするもの吸い込むナウを踏んで返される。
返しで相手はもう一度キリノを出して終了。
これはチャンスとこっちも再度NEXを出してミラダンテにチェンジ。プレミ1。何故プチョヘンザに変わらなかった。
ここ実はミラダンテを残せばフィニッシュで安定してミラダンテを投げて楽に勝ちに持っていけたのに、それに気づいたのは対戦後。
お陰で相手は返しでドルゲを召喚し手札を大量に補充。あの中に確実に沢山のシノビが入っている。
だったらと、スクチェンからNEXを出してSAに。そして横に立ってるルピアをバルキリーに進化させ死んでも3点通す布陣を作成。ダンテ残せばこんなことせずに済んだのに……。
NEXとバルキリーの攻撃はサイゾウに防がれる。
ダンテアタック時にプチョヘンザにチェンジ。とりあえずこのターンも防ぎ切られたらダンテを投げれば解決。
プチョヘンザのアタック時、相手はニンジャストライクでサルトビを宣言。まずい。防ぎ切られたか?
相手「お願い!人生かけたバイケン!」
無いんかい。
相手がドローしたカードは……
「アナリス捨てます……」
何とか勝利!やっぱりこのドキドキこそデュエルマスターズ(ものは言いよう)
5戦目 鬼寄せマクーレ×
手札にはミクセルもルピアもある。先攻だし最高。この流れでこのゲームもなんとか勝ちたい。
相手は鬼寄せをチャージ。空気が不穏になる。
(鬼寄せってことは4ターン始動か?ならミクセルはすぐに出さなくていいな。除去られても厄介だし。)
デュエプレで出したキャラをすぐに潰されてばかりいたためその悪い癖が発動し、ミクセルを温存。これがこの後かなり響いてくることになる。
コッコルピアを出して返しの3ターン目。
相手「3マナ。“必駆”蛮触礼亞」
せんどう「え?」
まさかの3ターン始動。
覇道?いやまさか?
相手「マクーレ出します。」
もっとヤバイヤツだった。
ルピアが除去され、マクーレアタック時にまたマクーレが出てくる。もうやりたい放題されてる。
せんどう「トリガー!ドラゴンズサイン!」
とりあえず手札からダイナボルトを出してお茶を濁す。
マクーレアタック時にゴウケン斎が出てきて効果でボルトをタップされる。もうめちゃくちゃ。
ゴウケン斎がいる事によりクリーチャーは全部タップイン。ダイナボルト一体じゃ返せない。
しょうがないので返しのターン、ボルトでマクーレを倒しながら盤面を揃える。いくらタップインでもこの量はどうにもならない筈。
相手にターンが返り、後はトリガーに掛けるだけ……。
マクーレのブレイクは……
せんどう「あぁ〜無いのかよ〜」
そのままゴウケン斎のダイレクトが通って負け。
相手「ミクセルとマナに埋めたプチョヘンザがあったらヤバかったですね〜」
完全にプレミ負けじゃないか……。
※これ今書いてて気づいたんですけど相手のマクーレ1体フレア効果で死んでました。(だからといって勝てた訳じゃないけど……。指摘しないせんどうが悪い。)
6戦目 蒼龍刃鬼○
勝率5割チャレンジ。思い返してみればデュエマのCSはほとんど3-3で折り返している。流石にここは負けたくない。
こっちはルピアを出して、相手はいい感じでブーストを続ける。1戦目以降毎試合ルピアが引けてるのはえらい。
4ターン目。相手はビマナ軸だからあえてこれを試してみようとバルキリーからバスターをチャージ。ヴェヴェロキラーと絡めて4キルのルート。
しかし相手の盾から鬼札王国とウェイブMAXをトリガー。4キルならず。
いつもならここからハンデスされてひっちゃかめっちゃかなるけど相手はブーストのみしてターンが返ってくる。
だったらとバスターを拾いながらプチョヘンザにチェンジ。このターンはとりあえず盾を0にするだけ。次のターン、ハンドのNEXからミラダンテを投げれば解決。ハンデスはやめて。
返しのターン。相手はデドダム召喚とアイドワイズシャッターを打つのみでターンが帰る。OK。
最後NEXとバルキリーからミラダンテをサーチしてダイレクト!カウンターが無く勝利。
綺麗に決めて3-3フィニッシュ。お疲れ様でした。
本戦 ビンゴ大会×
51が呼ばれず終了。悔しい。
大会を終えて
久しぶりに紙のデュエマのCSだったけど、最終戦以外ほぼ全試合でプレミをしていたので練度不足を実感。そしてデッキの中身も明らかに要らないカードが見つかったので構築の見直しも必要。精進あるのみ。
新型のNEXチェンジはダイナボルト追加により、動きの幅が増えた一方、その選択肢の多さ故に振り回されてしまうことも。もはやこれに関しては慣れが必要。ただ、この爆発力は今までこのデッキに欲しかったのもだったため、極めてみる価値は十分。みんなも組んでみよう。
環境も初めてのリモートCSとはいえ読めていない部分が多かったのでこれも勉強あるのみです。
対戦して感じたのが、いい感じにデッキタイプがバラけてたということ。
1回も同じデッキタイプと当たらず、またミラーも無かったのでいい感じに楽しめたかなといった感じです。デイヤー一強!ミッツァイル一強!豆一強!時代を知ってるから今日の環境とても楽しかったです。
リモートCSそのものは、普段のCSと違って家からの参戦なので、途中で飲み物取りに行けるし、トイレが混まないからうんちしたい時にうんちできるし、ゴロ寝しても怒られない。おうちさいこう。にへへ。
運営も、時間が押したとはいえ特に大きなトラブルが起こった訳でもなく割とスムーズに行ったかなと感じました。リアルのCSでも1戦目から2戦目の間が1時間空いたとかあったので今回のスムーズさには驚きました。
しかし、リモートであるが故の通信障害等のトラブルも起こる為そこは一長一短って感じでした。
※これは愚痴になるので読み飛ばしてください。
3戦目みたいに威圧的な態度取る人。あれ報告できなかったのかなぁって思いました。リアルのCSならジャッジに報告して一発なんですけどね……。
そんな感じで、総合成績3-3 22位でフィニッシュでした。初めて対人で持ち込んだデッキで5割はまずまずといったところなんじゃないでしょうか。
少し物足りないところといえば、参加賞がない事と、終わった後身内とワイワイ二次会ができないこと。(いつもならこの後合流したヴァイス勢と閉店までヴァイスします)
またあの頃みたいにみんなと遊びたいなぁ……。
しずくさん。今度からはどうか参加賞にしずくさんの水着グラビアを……えっ駄目?
以上、大会レポートでした。はやくリアルのCS出たい!!!!